「自然体」
「解放、そして開放へ」
第3章 〜生きる〜
「自然体」
檜の皮は
熟練の職人により
曲線の美しい檜皮葺の屋根に
生まれ変わる。
自然に逆らわず
特徴をとらえ
いかに活かそうかという
努力の上で生まれているのだ。
それは極上の自然体ともいうべき姿。
私は、自分の命を活かす職人として
極上の自然体を目指したい。
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4月に開催させていただいた
写真展の2１枚目。
今回がラストです。
写真は前回に続き
「小國神社」。
檜皮葺の屋根の葺き替えのため
境内の檜から
剥がし取った樹皮の写真です。
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私たちは
それぞれみんな
自分だけの個性を持ち
生まれてきていますよね。
持って生まれた
そのまんまの個性を
「自然体」と言うならば
「自然体」でいることって
とってもとっても
大事なことです。
「素材」を大事にする
ってことですね。
でもね
わたしたちって
「素材」のまんま生きることを
望んで生まれてきていると
思いますか？
わたしは
その自分という「素材」を
「どう活かすか」
「どう調理するか」が
人生そのものなんじゃないか
と思っています。
たとえば「素材」だけでは
１００円の価値しかないものが
「素材」を活かして
「調理」することで生まれた「料理」は
１０００円にも
もしかしたら１００００円にも
なるかもしれません。
それは料理人の
努力と工夫、腕次第
ということになります。
そう
わたしたちは
自分をどう「調理」するかで
自分の価値が決まるのですよ。
いや
もちろんね
人はそのまんまで
価値があるのですよ。
自分では何もできない
赤ちゃんだって
立派な価値はあります。
でも
もしあなたが
すでに大人で
自分を調理することが
可能な状態であるならば
１００円より１０００円
１０００円より１００００円を
目指したいじゃないですか。
だってそれだけ
お金を出したくなる人が
いるってことで
それは喜んでもらえる大きさが
大きくなるってことなんですから。
それがね
自分の命を大切に生きる
ってことになるんじゃないかな。
４月に開催させていただいた
写真展で展示した
「写真」と「メッセージ」
そしていま
あらためてそこから広がる思いを
2１回にわたり
書かせていただき
今回が最終回になりました。
いかがでしたでしょうか？
写真展に足を運んで下さった
みなさんはもちろん
このブログで写真展を
体験してくださったみなさん
本当にありがとうございました。
またいつか
写真展が開催できたら
嬉しいなと思っております。
このブログは
引き続き
私が撮った写真とともに
人生について
書かせていただきますので
これからもどうぞ
楽しみにしていてくださいね♪
さあ、それでは今日の質問はこちら
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自分という素材を活かし、
上手に調理しているなと思う方は誰ですか？
あなたの周りや有名人などから
探してみてください。
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よかったらご自分に
この問いを投げかけてみてくださいね。
あらためて問うことで
人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。
↓ 過去にご紹介した「解放、そして開放へ」シリーズです ↓
⑮「解放、そして開放へ」第２章 ～命の開放～ 「かんながらたまちはえませ」
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