「生きる」
今回の写真は
職人さんを撮らせていただいたもので
個展の許可はいただきましたが
ネット上での掲載は不可ということでした。
写真なしですが
お楽しみいただければうれしいです。
（次回以降で、木の写真は載せます）
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「解放、そして開放へ」
第3章 〜生きる〜
「生きる」
小國神社の境内には
この冬、皮を剥ぎとられ
赤い地肌を露わにする檜が
あちこちにみられた。
檜の樹皮を使い
檜皮葺（ひわだぶき）の屋根の葺き替えが
行われるからだ。
この樹皮を、
檜の立木から剥がし取る職人が
「原皮師（もとかわし）」。
時には高さ２０メートルを超える
檜にロープで登り
数年後には皮が再生できるよう
丁寧に皮を剥いでいく。
それは、自らの命を懸けて
命ある檜に
丁寧に真剣に向き合う姿だった。
「生きる」ということは
生命を維持することではなく
ただ健康を目指すことでもなく
自分の命をどう使い
人の命をどう扱うかということ。
それが、本当の意味で
「生きる」ということなのだと、私は思う。
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4月に開催させていただいた
写真展の1７枚目。
「小國神社」です。
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以前
ポジティブ心理学の第一人者
マーティン・セリグマンが提唱する
「幸せの要素」
のお話を聞いたことがあります。
幸せの種類って
・快楽系 楽しい！美味しい！本能的な喜びなど
・没頭系 何かに熱中する、夢中になること
・意味系 人生の意味、人に貢献できているか？
こんな種類があり
全部そろっているほうが
より幸せを感じられるそうです。
でね
快楽系は慣れてしまうので
強い刺激を求めるように
なってしまいがちだとか。
これはみんな大好きですよね。
そしてこの中で
一番幸せ度を左右するのが
意味系なのだそう。
私が思う「生きる」とは
この３種類で言えば
意味系です。
そう、
命を使うって
とても幸せなのですよ。
もちろん
毎日が真剣です。
だからと言って
やらされる苦しみとは逆で
自分が本当に求める道で
人に貢献できる
喜び
楽しさ
これってね
短絡的な幸せとは違い
進む道のり自体が
幸せってことなのです。
よくね
好きなこと、やりたいと思ったことを
やってみよう！
ってあちこちで言いますよね。
さらに
その積み重ねが
自分の使命、天命につながる
みたいなことも
よく聞きます。
でもこれって
人ぞれぞれ
なんじゃないでしょうか。
最初から
好きで好きでしょうがない
ことがあって
それが天職になる
という人は
それこそ幸せな人だなぁと
思ってしまいますが
あまり多くはいないですよね。
好きなことをやるって
快楽系が多いような気がするので
それを積み重ねるだけでは
使命、天命には
なかなかたどり着けない
ことが多いかなとも思います。
逆にね
今まで生きてきた困難や苦しみを
克服する過程に
使命へのヒントが隠されている
場合のほうが
多いんじゃないでしょうか。
わたしの場合も
そうでした。
人の気持ちが
よくわからない
うまく生きれない
っていう人生だったからこそ
今こうして
人の人生に真剣に携わる
コーチになっている
訳ですから。
快楽の喜びや
何かに没頭する楽しさも
味わいつつ
命を使う
幸せな人生。
みなさんの
そんな豊かな人生のために
コーチングでお役にたてたら
幸いです。
さあ、それでは今日の質問はこちら
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あなたの幸せ度は今、100点満点中
何点くらいに感じますか？
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よかったらご自分に
この問いを投げかけてみてくださいね。
あらためて問うことで
人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。
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⑮「解放、そして開放へ」第２章 ～命の開放～ 「かんながらたまちはえませ」
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