「人間」
「解放、そして開放へ」
第2章 〜命の開放〜
「人間」
喜怒哀楽は
思い切り味わえばいい。
それがあるのが
健康的な人間なのだから。
臆病な心、冷たい心、残酷な心があるのも
また人間というもの。
ただ、それらは
あなたの中心にある
揺るぎない声ではなく
表面で不安定に揺れ動いて
いるだけのもの。
「腹を割る」とは
表面の不安定に揺れ動く
感情をぶちまけることではない。
腹を割った中心にある
揺るぎない声を伝えることなのだ。
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4月に開催させていただいた
写真展の15枚目。
「山神社」です。
人に対して
この人は「やさしい人だ」
って感じる一方で
「こういう部分は冷たいんだね」
って思うこと
ありますよね。
それと同じで
自分に対しても
「私ってやさしいなぁ」
と思えることもあれば
「あーなんか冷たい私がでちゃった」
みたいなこと
あると思います。
人って
それぞれの感覚で
評価するものだと思いますが
冷たい部分が
ほんのちょっとでもあれば
「やさしい人」と
言えなくなると思いますか？
おそらく
そんなことはないと
こたえる人が多いと思います。
ではいったい
何割がやさしかったら
「やさしい人」と認定することが
できるのでしょうか？
厳しく考えがちな人は
もしかしたら
人や自分のことを
「やさしい人」
となかなか思えないかも
しれませんが
その人の
「やさしい部分」や
「冷たい部分」は
その人の本質なのでしょうか？
性格ってね
もともと持って生まれたと
思いがちですが
生まれてから今まで
生きてくる中で
つくられた
「クセ」が
大きいんじゃないかなと
私は思っています。
お父さんやお母さんの
反応を見て
例えば
「こうすれば人は
喜んでくれるんだ」
とかね
「こういうことをするのは
イケないことなんだ」
と幼い自分が判断し
それを一生懸命
守り続けた結果が「クセ」。
だから
その幼いころにできた
思い込みを
手放すことができたなら
性格も
変わる可能性があるのです。
ってことはですね。
思い込みでつくられた
その「クセ」は
本質とは
言い難いんじゃないでしょうか。
ましてや
人の気分なんて
日々ぐるぐると
変化していて
一定であるはずがなくて。
その中で
ほとんど本質ではない部分をみて
「やさしい人」なのか
「冷たい人」なのか
判断するのって
どうなのかな？
って思うのです。
今の魅力は
その「クセ」があるからこそ
かもしれなくて
それを
なくす必要はないのだけれど
自分にも
人にも
「揺るぎない
本質の部分があるんだよ」
ってことが
当たり前になったら
いいなと思うのです。
そこには
「やさしい」
とか
「冷たい」
とか
そんなもんじゃない
でっかい魅力や能力が
眠っていて
それぞれの
本当に大切なことを
本当に大切にし合えるんじゃないかな。
さあ、それでは今日の質問はこちら
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あなたは今日（明日）
一緒にいる家族や 、会う人達と
何を分かち合いたいですか？
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よかったらご自分に
この問いを投げかけてみてくださいね。
あらためて問うことで
人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。
↓ 過去にご紹介した「解放、そして開放へ」シリーズです ↓
⑮「解放、そして開放へ」第２章 ～命の開放～ 「かんながらたまちはえませ」
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