「大地」

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「解放、そして開放へ」

第1章  〜解放への道〜

 

 

「大地」

 

大室山は、700年前から続く

一年に一度の山焼きで

害虫を駆除し新芽の発芽を促す。

まだ火が放たれて間もないこの日

植物の多くが黒く焼かれていた。

植物は大地に由る。

しっかりと根を張ることで

外からの刺激に負けず

逆に功を奏するのだ。

人にも大地がある。

心の奥底に揺るぎない大地が。

 

 

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4月に開催させていただいた

写真展の6枚目です。

 

山頂に

イワナガヒメさまを祀る

浅間神社が鎮座する

伊豆の大室山。

今年2月に行われた山焼きの

数日後に訪れ

撮ったものです。

 

 

 

先日参加させていただいた
ユーカリLOVEの会

で教えていただいた

ユーカリの木の話には

驚くばかりだったのですが

 

 

オーストラリアって気温が高いですよね。

その環境の中で

ユーカリに含まれる

テルペンという成分が引火を誘い

山火事が頻繁におきるんだとか。

 

なんとその火事で

眠っていたユーカリの芽に

発芽スイッチが入り

 

その上

火事が呼んだ雨により

灰が土に浸み込み養分となり

 

芽が出てすくすくと育つんだそう。

 

 

 

これ、すごくないですか?

 

自分の成長のために

火事を起こすんですよ

ユーカリは。

 

 

でもこの話を聞いて

人間も同じなのかもしれないなぁと

思いました。

 

 

 

私は人ってね

 

ただ、つつがない人生を求めて

生まれてくるのではなく

 

話せない

歩けない

誰かのお世話にならないと

栄養をとることもできない

 

敢えてそんな状態で生まれ

 

すべてがチャレンジの中で

愛を育み

成長する

ってことを経験したくて

生まれてきているのだと

思っています。

 

その中でどんな時

人はより

成長するのかなって考えると

 

嬉しくない刺激があった時だと

思いませんか?

 

 

困難が目の前に現れたとき

さあ大変だ!と

成長スイッチが入ります。

 

そして

涙の雨を降らせた後には

 

迷いながらも

乗り越えようと

もがき

試行錯誤したことが

栄養となり

 

いつの間にか

成長した自分がいる。

 

そんな人生を

人は望んでいるのでは

ないでしょうか。

 

 

 

そのとき大事なのが

 

根っこがしっかりと

大地に張られていること。

 

 

大室山の植物たちも

外に出ている部分が

焼けてしまったあとで

また成長できるのは

 

大地にしっかり

根付いているからで

 

 

ユーカリの幹も

周りが焼けてしまっても

中は守られ

そこから芽がでて成長できるのは

 

大地にしっかり根付き

その根から

養分が含まれた水を

幹に送ることができるからです。

 

 

では

人にとっての大地とは

なんだと思いますか?

 

私は

命の中心「魂」だと

思っています。

 

その魂に

どれだけ根を張ることができるか。

 

どれだけ繋がり

養分を吸い上げることができるか。

 

そこがしっかりすることで

何が起ころうと

ブレずに命を全うできるのです。

 

 

 

そんな

大地にしっかり根差した人生を

私も進み続けたいなと思うし

 

そしてまた

そんな生き方のための

サポートをさせていただけたらと

思っています。

 

 

 

 

 

さあ、それでは今日の質問はこちら

 

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 あなたの「やる気スイッチ」は

どんな時に入りますか?

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よかったらご自分に

この問いを投げかけてみてくださいね。

 

あらためて問うことで

人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。

 

 

 

↓   過去にご紹介した「解放、そして開放へ」シリーズです ↓

①「解放、そして開放へ」

②「解放、そして開放へ」第1章 〜解放への道〜 「透明」

③「解放、そして開放へ」第1章 〜解放への道〜 「輝き」

④「解放、そして開放へ」第1章 ~解放への道~ 「水」

⑤「解放、そして開放へ」第1勝 ~解放への道~ 「宇宙」

⑥「解放、そして開放へ」第1章 ~解放への道~ 「中心」