「解放」

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「解放、そして開放へ」

第1章  〜解放への道〜

 

 

「解放」

心のにごりを見つめ

放出し

地に還す。

そう、ただただ純粋に。

心のにごりとは

自分へのごまかし。

 

例えそれが

一時周囲を穢そうとも

私たちはそれなくして

「開放」し得ないのだから。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

4月に開催させていただいた

写真展の9枚目。

 

写真は鹿児島の桜島です。

 

 

みなさんは

「自分へのごまかし」って

どういうものだと思いますか?

 

 

それをいまあらためて

考えてみたとき

 

ふと思い出した

お話をさせていただきますね。

 

 

 

人の成長って

ほとんどが

人間関係によるもの

なんじゃないかなと

思っています。

 

はじめは

家族との関係。

 

そして

幼稚園、学校と進めば

友達や先生や

先輩や後輩。

 

社会人になれば

同僚や上司や部下。

さらにお客様や取引先なんかも

ありますね。

 

それから恋人との

関係だってあります。

 

そこから結婚すれば

相手の家族との

関係も増えますね。

 

 

そんなたくさんの

人間関係の中で

 

喜怒哀楽を感じ

思い通りに

いかないことを経験し

 

人との違いを知り

愛を育む喜びを知り

 

人は成長して

いくのだと思います。

 

その成長の過程で

傷つけあうことだって

当然ありますよね。

 

 

 

 

わたしね

数年前に

 

社会人になってから出会い

少しでも関わった人

すべての人の名前を書きだし

(名前を思い出せない人は

特徴を書き)

 

箱根神社に行ってね

 

邪魔にならない

拝殿の横あたりに立ち

 

そのすべての人

ひとりひとりを思い

感謝を伝えるってことを

したのですよ。

 

確か2時間くらいかかったと

記憶しています。

 

 

その中には

気持ちのいい別れ方が

できなかった人だっているし

キライだった人だっています。

 

それに何よりも

助けてもらうばかりで

何もできなかった人や

迷惑をかけてしまったなっていう人や

嫌な思いをさせてしまった人

 

そういう人たちに対して

抱いている思いを素直に見つめ

「今の私があるのは

あなたの存在があったからです。

ありがとうございます」

 

っていう気持ちを

自分自身が持ち

 

本人でなくとも

神様に

伝えることができたのは

 

自分自身の心を解放し

救うことになったんじゃないかと

思うのです。

 

 

結局ね

過去の傷を

憎しみや恨みの材料にするか

罪悪感の材料にするか

感謝の材料にするか

 

自分がどれを選択するか?

ってことなんじゃないかと

思うのですよ。

 

その中にあれば

まだよくて

未消化のまま

心の中に閉じ込めて

なかったことに

してしまうこともあります。

 

それを外に出すのは

簡単ではないかもしれません。

 

でも

今までの人間関係で

たまってしまった

自分の心のにごりに

 

ひとつひとつ向き合い

感謝することで

 

自分の心に

さわやかな風が

流れはじめます。

 

もしよかったら

みなさんも

チャレンジしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

さあ、それでは今日の質問はこちら

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたは今、自分にごまかさずに生きていますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

よかったらご自分に

この問いを投げかけてみてくださいね。

 

あらためて問うことで

人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。

 

  

↓   過去にご紹介した「解放、そして開放へ」シリーズです ↓

①「解放、そして開放へ」 

②「解放、そして開放へ」第1章 〜解放への道〜 「透明」

③「解放、そして開放へ」第1章 〜解放への道〜 「輝き」

④「解放、そして開放へ」第1章 ~解放への道~ 「水」

⑤「解放、そして開放へ」第1勝 ~解放への道~ 「宇宙」

⑥「解放、そして開放へ」第1章 ~解放への道~ 「中心」

⑦「解放、そして開放へ」第1章 ~解放への道~ 「大地」

⑧「開放、そして開放へ」第1章 〜開放への道〜 「信じる」

⑨「解放、そして開放へ」第1章 ~解放への道~ 「進む」