長女はしっかり者?

2020.2.21【No.233】

 

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わたしたちは

ほとんどが

お父さんとお母さん

両方、または片方がいて

そこに兄妹やおじいちゃんおばあちゃんが

いる場合もあって

という小さな枠の中で育っています。

 

赤ちゃんにとっては

そこがすべて。

だからものすごく

影響を受けているわけです。

 

その中でも

一般的に一番影響を受けるのは

お母さんですよね。

 

みなさん自覚はないと思いますが

 

大好きなお母さんの言う事は絶対で

「お母さんに褒められる事をしたい」

「お母さんを助ける事をしたい」

という心理が

小さいながら働くのです。

本当に純粋に。

 

これがね

成長するにつれて

世間を知り

自立が進めば抜けてきそうじゃないですか。

 

ところが

大事に抱えてしまっている事が多いんですよ。

動機の部分は自覚がないまま。

 

一般的によくあるのは

「お姉ちゃんだからしっかりしなさい」ですよね。

 

わたしも長女ですが

長女はしっかり者が多いです。

わたしも長い間しっかり者だと思われ

自分でもそう思ってきましたが

無理をしてしっかり者を演じてきたんだなって

今では思います。

 

 

しっかり者にありがちなのは

「〇〇してはいけない」

「〇〇するべき」が多い事ですね。

 

「怒ってはいけない」

「人には優しくするべき」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「人とは仲良くすべき」

「時間は守るべき」

「規則は守るべき」

「頂き物をしたらお返しをすべき」

「無駄使いはしてはいけない」

「子供には厳しくしつけをすべき」

などなど・・・

 

 

わたしもね

長い間たくさんの「べき」を

抱えて生きてきたのですが

今思うとめんどくさい人だったなって(笑)

 

周りに対してもめんどくさい人だと

思われがちかもしれません。

 

でも同じ意見の人とは結束が強くなったりね。

 

これね

実は一番の問題は何かというと

「べき」が多いと

自分が苦しいって事なんです。

 

「べき」を犯す他人や自分が

許せなくなるので

心の中がいつもざわざわざわざわ。

これはキツイですよ。

 

口では何でも受け入れます的に言いながら

心で「べき」を発動させている場合も同じですね。

 

 

これね

「べき」を超えて

「どっちもOKだよね」という状態で

人に優しく

時間を守り・・・

という行動を選択する事とは

全く違いますからね。

 

こちらが心の中が爽やかにいられる

理想のあり方になりますが

あなたの行動は

どちらだと思いますか?

 

 

 

そしてね

この「べき」がいつ出来たかというと

やっぱり小さな枠の中で育てられていた

幼少期が多いんじゃないでしょうか。

 

あとはそう思わざるを得ないような

インパクトのある体験をしてから

という事もあると思います。

 

どちらにしてもですよ

立派に成長した今のあなたが

今もなおその「べき」を

大事に抱えている必要があるのか?

って事なのです。

 

お母さんの「べき」をそのまま

受継いでいるだけなのかもしれないし

 

たった一回の体験で決めてしまった

「べき」かもしれないし

 

世間の「べき」を当たり前だと

思ってしまっているだけかもしれない。

 

それは

今のあなたが

本当に大切にしたい事なんでしょうか?

 

 

多分ね

その「べき」が出来ていなくても

しあわせにしている人が

周りを見渡せばたくさんいるはずです。

 

見たくないかもしれませんが

見て感じてみてください。

 

本当は

ちょっと羨ましかったりしませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは今日の質問はこちら

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたが目を逸らしたくなる人には

どんな特徴がありますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よかったらご自分に

この問いを投げかけてみてくださいね。

 

あらためて問うことで

人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。