時間は命そのもの

わたしがコーチになり

最初の一年くらいは特にですが

自分の不甲斐なさに

ずどーんと落ち込んだまま

数ヶ月上がってこれない

みたいなことを

何度か経験しました。

その中のひとりにね

数年前にあるイベントで知り合った

他県の友人がいました。

わたしがコーチに

なったばかりの時期に

その友人が

大きな病気を発症したと聞き

わたしは

お試しでコーチングをさせてくださいと

お願いをしました。

心の状態が

少しでもいい方向に向かえば

少しは元気になるかもしれないと

思ったんです。

今思えば

よく、コーチになりたてで

そんな申し出ができたなと思います。

快く受け入れてもらい

会いに行きました。

確か会うのは三度目だったと思います。

彼女の積もりに積もった思いは

わたしなりに

受け止めることができたかなと思います。

話が止まらず

セッションは5時間という

長丁場になりましたから。

が、

まともなコーチングは

出来ませんでした。

もうね

病気の彼女の

「はるちゃん、大丈夫だよ」

っていう声が聞こえてくるかのような

励ましの表情が

今でも思い浮かぶくらい。

その後はコーチとしてではなく

友人として

時々やりとりを続けましたが

会うことがないまま

この夏に永眠されたと

知りました。

わたしは彼女の

約50年の命のうち

5時間をコーチとして

向き合わせてもらったんだなと

思うのです。

時間は命。

そう

時間は人の命の一部なのです。

コーチングは

命と向き合う時間。

彼女だけではなく

自分のコーチングの不甲斐なさに

大きな反省をすることになった

方々との時間は

おそらく

何十年経っても

忘れないことでしょう。

今でも苦しくて

逃げたくなるけど

忘れないで

進もうと思います。

大切な命と

向き合わせていただいた

その時間があるから

今があるんですよね。

病気と共に生きる彼女が

セッションやメールの中で

見せてくれた心の内は

ほんの一部なのかもしれませんが

受けとらせていただいた分を

これからはわたしの命の一部として

生かして行きたいと思います。

それでは今日の質問はこちら

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今日あなたは、時間をどう使いますか？

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よかったらご自分に

この問いを投げかけてみてくださいね。

あらためて問うことで

人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。

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