ご先祖様

2020.3.6【No.247】

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あと2週間もすればお彼岸がきますね。

 

お彼岸はご先祖様を供養するもの

というのは日本独自の風習だそうです。

 

「彼岸」はもともと仏教の言葉で

煩悩を脱した悟りの境地のことを指しているとか。

 

なのでどちらかというと

仏道の修行を積む期間であり

お墓参りをするための期間ではなかったようですね。

 

 

今日はなぜ

お彼岸のお話をしようと思ったのかと言うと

ご先祖様のことをお話したいなと思ったんです。

 

 

わたしね

人は全員が未熟だと思っています。

 

あえて未熟な状態で生まれてきて

いろいろな経験をしながら

人として成長し人生を終えます。

 

多分ほとんどが未熟なまま。

仏教的に言い換えると

悟りの境地にはたどり着けないまま。

悟りの境地とは

簡単に言うとしあわせになるということ。

 

人が成長するということは

しあわせに向かうということなんです。

 

 

人生はたくさんのしあわせを感じながら

完全なしあわせに至ることに

向かっているのかなって思うんですよね。

 

わたしの感覚で言うと

愛そのものになるということです。

 

 

でね

先に天に上がったご先祖様たちは

私たちがお墓参りをすれば

それは嬉しいとは思うんですよ。

 

でもね

それよりも

そんな事よりも

わたしたちが少しでも成長し

しあわせになる事を一番に望み

応援してくれているのだと

思うんですよね。

 

 

だって人はそのために

生まれてきている訳ですから。

 

ご先祖様たちは

この世で同じ道を通ってきた存在です。

この世を終えた時に

人の一生の意味を知ることとなったはずです。

 

ってことは

子孫たちにはただただ

しあわせに向かってほしいんじゃないかと

思うのです。

 

だからね

お墓参りは

供養の必要があるからするものではなく

しあわせになるためにするものでもなく

 

いつも見守ってくれ

応援してくれることの

感謝を伝えるために

すればいいんじゃないかなって思います。

 

 

今日わたしね

ご先祖様に意識を向けていたら

悲しみを感じたんです。

生きてきた中での

たくさんの悲しみを。

 

悲しみで成仏できていないとか

そういうことではないですからね。

 

なんていうか

あぁこうして

しあわせに向かう中で経験した

たくさんの悲しみの上で

 

わたしたち子孫は

あるんだなって思ったんですよね。

 

もちろんわたしたちも

今まで生きてくる中で

たくさんの悲しみに出会っています。

 

だからこそ

さらにしあわせに向かいたいし

 

だからこそ

ご先祖様はしあわせを応援してくれる。

 

そしてね

わたしはご先祖様の分まで

しあわせになるんだって

思ったんです。

 

 

結局ね

わたしたちの道は

しあわせへの道しかないって

いつも思うんですよね。

 

みんなさらに

しあわせに向かいたいし

ご先祖様にも

いろいろな高次元の存在にも

しあわせを応援されまくっていますからね。

 

そう思いませんか?

 

 

 

 

 

 

それでは今日の質問はこちら

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 あなたがご先祖様に対して

ふと思う事はなんですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よかったらご自分に

この問いを投げかけてみてくださいね。

 

あらためて問うことで

人生が少しだけ豊かになるかもしれませんよ。